ドイツ競馬 - Column

  ☆ お出迎え君 ☆  
Next Desert


このページはMasaのコラム・・・戯言です(^_^;
日記みたいなもんです。

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2003.10.17 - 独リーディングサイヤー
 
ドイツのリーディングサイヤーって意外にも短距離馬を多く出してる
Big Shuffleなんですよね。
2位もこれまた短距離馬を多く出しているDashing Blade。
すべてのGr.Iが2000m以上であるドイツでこの2頭がリーディングサイヤーを
争ってるなんて意外ですね。

もっともIn The Wings産駒の稼いだ賞金の大半は Mamool) によるものですし、
Peintre Celebre産駒の稼いだ賞金の9割以上は Dai Jin) によるものですし、
10位のRed Ransomなんて産駒はドイツで1頭しか走ってませんでした。
その唯一の一頭はGr.I勝ち、独ダービー2着の Ransom O'War) です。

賞金的にそういう種牡馬が登場しますが、それ以外が純粋なドイツ種牡馬の
ランキングと見てもいいかもしれませんね。

順位 馬名 全戦数 勝利数 獲得賞金 勝率
1. Big Shuffle 677 78 1.064.460 .115
2. Dashing Blade 528 69 747.720 .131
3. In The Wings 29 5 720.180 .172
4. Monsun 313 39 590.83 .125
5. Platini 497 53 561.190 .107
6. Acatenango 319 47 545.775 .147
7. Lomitas 427 65 545.440 .152
8. Peintre Celebre 20 3 538.800 .150
9. Lando 170 30 351.020 .177
10. Red Ransom 6 2 320.000 .333

2003.10.05 - 2歳馬の戦い
 
2年連続で勝ち馬がダービーを勝っているDortmunder Akutionrennen。
今年の勝ち馬は短距離血統Pepperstorm。
ただしこの勝ち方は非凡でした。
2000mくらいの競馬まで十分対応できるレースの器用さでした。
兄弟(Peppercorn, Peppershot)のレベルはかなり高いですが、Stormもかなり。

また2歳女王はNight Lagoonが勝ち取りました。
父Lagunas、母は4号族のNラインNenupharです。
現時点で2歳に関して言えば、牝馬>牡馬の実力を感じますが、
2週間後のWinterfavoritenにあわせてまだまだ強力な2歳牡馬も出てくるでしょう。

Hoppegartenで行われたPreis der Deutschen Einheit(Gr.III)は
HoppegartenテクニシャンのTerre de L'homeが2馬身半差の快勝。
なんとこの馬Hoppegarten5戦5勝ですわ。
昨年もこのレースを人気薄で勝ち、馬単730倍なんてのをたたき出してます。

2003.10.01 - 最後の1冠
 
またイギリス馬かぁ・・・
Mamoolがオイロパ賞を勝ち取った後、そう思いました。
しかも英国馬ワンツーフィニッシュ。
どうしたドイツ馬、もっとがんばれよ・・・

今年は昨年の3歳が古馬路線を固めてくれると思ってたのに
大将格のNext DesertDai Jinに差をつけられ、脚を痛め・・・
Aolusはドイツ賞で故障、Sabiangoは国外を視野に・・・
もっともSabiangoは昨年から古馬ですが(笑)

牝馬は去年からの予想通りといった感じの活躍で
去年は古馬牝馬に代表格がいなかったのに対し、今年は候補が多々出そう。
まだ年度代表馬なんて言葉は早いが、Dai Jinが凱旋門賞でどう転んでも
年度代表馬は確定にしてあげたいところだなぁ。
もっともブリーダーズカップ等、国外遠征組が制覇したり
するならば動向も変わってくるかもしれないが。

Paoliniに関しては昨年と同じような年度代表馬は勘弁だな。
せめてどこかで1勝を。

希望としては、Dai Jin。JCへ出走してもらいたい。
ペリエがそう薦めてくれてないかな・・・

さてひっそりした中で、実は今週末にクラシック最後の1冠、St.Legerが行われます。
今年は、英国からDiscreet Brief(牝・父Darshaan)がPat Edderyを背に参戦。
この馬、ドイツ参戦は2度目で1度目はDianaトライアルでMandelaの3着です。
DoncasterでGr.IIIを勝ってのこことなるので本命に推されることでしょう。

迎え撃つドイツ勢、ダービー出走馬はただ1頭。Wild Passion(ダービー17着)。
ダービーの前哨戦Walther J.Jacobs-Rennen(Gr.III)を勝っている実力馬で
前走はBaden-Badenで昨年のSt.Leger勝ち馬Liquidoの2着。

他にはSt.Legerの前哨戦ともいえるGrosser Bentley Preis(N.L)を勝ち上がった
Rotteck、2着Selvas、3着Wurfklinge。
Schütz厩舎からはShamalWestern Devil。
そして前走Casangaを破ってBlacktypeの仲間入りをしたRoyal Fantasy。
ちょっと格落ちの感があるCaribou。

現時点での評価ははっきりつけづらいメンバーですが、今後期待できる
メンバーが揃ったのではないでしょうか?

ちなみに出走馬の父親は、
---------------------
Acatenango 2頭
Monsun 2頭
Protektor
Sternkonig
Law Society
Lomitas
Dr Devious
Darshaan
---------------------
ドイツの長距離レースとしてはいい感じの産駒揃いですね。

現時点での私の予想
119. Deutsches St.Leger (Gr.II : 2800m)
◎ Rotteck
○ Nureus
▲ Discreet Brief
△ Royal Fantasy
× Wild Passion
兎に角ここではドイツ国歌がレース後に流れてほしい。

2003.09.25 - D物語
 
いつも一緒にいたかった・・・
となりで走ってたかった・・・
季節はまた変わるのに着順は立ち止まったまま・・・

> First D [GB], 1999 v. Bishop of Cashel - Future Options
2003年 8戦3勝
2002年 8戦0勝
2001年 1戦0勝

> Second D [GB], 1999 v. Atraf - Darussalam 
2003年 8戦2勝
2002年 8戦1勝
2001年 1戦0勝

オランダ馬の物語です。
共に牝馬。
まったくもってふざけた名前だ!なんて思いながらも
出走してきたら印象に残るこの2頭。
オランダではまずまずの地位を築いているようだが・・・
仲のいい馬だな〜(笑)

直接対決 13戦
First D : 4勝
Second D : 9勝

うちワンツーフィニッシュが以下の4回。
2003/09/07 Duindigt
1 Second D 54,0kg Frau T.v.Wezel
2 First D 55,0kg R.Chang

2003/08/03 Duindigt
1 Second D 62,0kg Frau T.v.Wezel
2 First D 64,0kg A.Deau

2003/07/13 Duindigt
1 First D 61,0kg R.Chang
2 Second D 60,0kg Frau T.v.Wezel

2003/06/22 Duindigt
1 First D 57,0kg R.Chang
2 Second D 57,0kg Frau T.v.Wezel

ドイツ話じゃないですが、ドイツによく参戦してくるお隣オランダ馬のお話でした。
こんなコラムもありかな。

しかし、Second Dは恐ろしくマニアックな血統な気もします・・・

2003.09.15 - 熱い2歳戦とEagle Riseの復帰
 
日曜日、Krefeldの2R.Tiger-Hill RennenでMehl-Mühlens以来となるEagle Riseが
力の違いを見せ付ける復帰をしました。
おそらく今後は国内の重賞に向かうでしょうが、この2Rに集まった面々は
日本では考えられないものでした(^^ゞ
重賞勝ち馬、前走障害出走馬、Agl.IIIあたりの格下馬・・・
唯一対抗できるか?と思わせていたSchlenderhanの馬は出走回避。
こんなメンバーだけにまったく無難なレースを見せ付けられたとは言っても、
ほんとに復活してるのかはちょっと疑問に残ったりも実はしてます。

土曜のMülheimの2歳牝馬ListenはMamelaが快勝。
デビュー戦2着、そのときの勝ち馬がBaden−Badenで行われた
2歳戦Gr.II(Maurice Lacroix-Trophy)の2着馬Slawomiraなので
そのデビュー戦はかなりレベルが高かったと言えるでしょう。

日曜日のKrefeldの2歳Listenは、Travianoが強い競馬。
パドックでは、有力馬Imbrosが騎手(Subi)を振り落とすヤンチャぶり、
Vicomteはジャンプして見せたり(笑)
さすが2歳戦といった感じの?パドックでした。

2003.09.11 - Mülheim競馬場、「Preis der Diana」を売りに出す
 
ドイツの2歳戦が面白くなってくる季節になってきました。
日本でいうところの秋の阪神・中山開催が始まったっていう感じですかね。

今週末にはMülheim、Krefeldで2歳のListenが行われます。
そして来週末にはDüsseldorfで2歳のNational ListenとListenの2レースが行われます。
10月にはいれば2歳頂上決戦のWinterfavoriten / 牝馬限定のWinterköniginが行われます。

しかしながら残念なことにMüheimで完璧なごとくひかれていた牝馬路線が
崩れてしまいました。
Müheim競馬場の経営難からなんと「Preis der Diana」(独オークス)が
売られる事になりました。
最終的には9/23の会議をもって決定だということだそうです。
一番の目玉を売ってしまうということ、これすなわち廃止への道を歩んでる
というふうにも取れ、Gersenkirchenの連鎖にならないように関係者は
なんとかして維持してもらいたいものです。
Winterköniginも売られていくそうです。

ただ、Mülheimは水はけが悪いのか、毎度毎度馬場状態が悪いですね。
いい馬場状態でなら最高の競馬場なんですが、馬側の関係者にとっては
もっと走りやすいところで施行して欲しいという願いもあるかもしれませんね。

ともあれ、来年のディアナ賞はMüheimでは行われません・・・
Next Ginaが最後を飾る馬になってしまったのか・・・

2003.09.07 - 今年もGodolphin!
 
Grosser Bugatti Preisを見てきました。
Next Desertを応援しに行ってきたと言っても過言じゃないんですが、
結果は仕上がりの問題(?)で6着。左回りの下手さも影響していました。

そんなレースでしたが、勝ったのはまたもや英国馬Mamool。
これでバーデン今開催6つの重賞で5勝が英国馬。
そんなに持っていかれてどうする・・・ドイツ馬・・・
各レースの勝ち馬は確かに強いのですが、今一歩届かない
ドイツ馬にむず痒い思いをしていたんですが、今日は完全に完敗。
Epaloのような左回り得意で実力もある馬をシュッツ師が出してこれば
おそらくもっといい勝負ができたような気がします。
波に乗ってる3歳はRansom O'Warの4着が精一杯。
ボコボコだった馬場の影響もかなりあったんじゃないかと思いますが。

ListenではRosengesteが久々の勝利。
1番人気に推されたFinoraは出遅れし、見せ場もなし。
Action Fighterは果敢に逃げたものの、最後はいっぱいいっぱい。
Capital Secretがいつの間にかListenクラスでしっかりやって
いけてるのにはびっくりしました(笑)

山越えのあるBaden-Baden特有のJagdrennenのListenは、
Siberiusに人気が集まり、単勝1.7倍でしたが、
昨年の春の同コースJagdrennenで2着に来たHilltopperが
直線でSiberiusと叩きあいの末競り落として優勝。
がんばって逃げてたTrinitroはバテバテで離されてゴール。
レープロには「鹿毛」と書かれてありながらも、綺麗な芦毛だった(笑)、
チェコから来た2頭、KedonSordはまったくいいところ無く6,7着。
Silent Keysはたすきのコースで故障?

2003.09.02 - Pat Eddery騎手 & 吉田豊騎手来独!
 
Baden-Baden競馬を日帰りで見てきました。
なんと言っても目玉はPat Eddery騎手がドイツ競馬に参戦!というのと
吉田豊騎手がJRAトロフィー競走に招待されていることで参戦、ということ。
そして重賞(Gr.III)にSenexが出走すること。(結構追っかけてるんです(^_^;)

で、4RのListenのパドックに現れたPat Eddery騎手を捕まえてサインゲット♪
結局重賞も彼がしっかり勝ってしまった。
Senexは2着。でも力をつけてきた。
ブービー人気だったのが不思議だったけど馬券的にはおいしかったかな。

メインの重賞が終わった次のレースのパドックで吉田豊騎手を捕まえて
サインゲット♪
このレース、吉田豊騎手は13着。
でも最終レースで人気薄を4着まで持って来ていました。
複勝買ってただけに3着まで来てくれればもっと嬉しかったのに(^_^;

ま、ともあれ、Baden-Badenの競馬場はすごくにぎわってました。
さすが秋のBaden開催ですね。

来週はNext Desertを応援しに行くぞぼそ(-。-;